第18回もろみの会(開催レポート) 日本のシャトーワインについて
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本格焼酎研究会もろみの会
第19回 もろみの会
本格焼酎ヌーヴォ「煮立て祭り」
平成21年 会報1号(平成20年10月23日「ノボテル札幌」にて開催)
第19回本格酒類研究会もろみの会が平成20年10月23日「ノボテル札幌」にて開催されました。93名のご参加をいただき、本格焼酎ヌーヴォ「煮立て祭り」をテーマに北海道ではなかなか味わう事が出来ない九州鹿児島で今年収穫されたさつまいもを原料とした芋焼酎新酒(ヌーヴォ)の7種類が出展されました。
今回の研究会テーマ「煮立て」とは九州鹿児島で芋焼酎製造時の蒸留直後の事を「煮立て」と言われている様です。
講師に田苑酒造株式会社松井大樹氏にお越しいただき「本格芋焼酎のヌーヴォ」についてご講演をいただきました。特に印象が残ったものとして鹿児島県には120以上もの芋焼酎製造場があり、それぞれには設備の違い・規模の違い・人の違い・蔵に棲みつく微生物に違いによって「蔵ぐせ」というものが存在し絶対に同じ味わいの芋焼酎にはならないという事でした。新酒の仕上げは商品を一年間販売していく上で極めて大切な事でありいくつかある原酒を、どれとどれをどんな割合でブレンドをするかをきき酒によって決定させ、そして消費者へより良い商品の提供をするために芋焼酎新酒の管理についてはとても慎重に行っているという製造に携わっている人々のご苦労について改めてお伺いいたしました。そういった中で今回の研究会で味わいました芋焼酎ヌーヴォは貴重な経験をさせていただいたと思います。
特に出展商品となりました、若松酒造「薩摩一」と田苑酒造「煮立て」については皆様より好評をいただき品切れ状態となりました。
又さらにフランスよりご出席いただきました皮膚専門医岩本麻奈先生の卓話と歌手石谷嘉章さんの素晴しい唄声で盛り上がり、想い出深い会となりました。
またひとつお酒というものを勉強し堪能させられました。
レポーター 株式会社ムラオカ食品 坂口 義人
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