第20回 もろみの会(開催レポート) Cocktail & Liqueur
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本格焼酎研究会もろみの会
第20回 もろみの会
Cocktail & Liqueur
平成21年 会報2号(平成21年2月3日(木) ホテルオークラ札幌にて開催)
第20回本格酒類研究会「もろみの会」は平成21年2月3日「ホテルオークラ札幌」にて開催をされ、88名のご参加をいただきました。これまで焼酎を中心に開催されておりました「もろみの会」も20回目を向え「Cocktail & Liquor」をテーマに新しいお酒の分野での試みとなりました。
ホテルオークラ札幌B2ニューヨークスタイルの会場「トライベカ」にてカクテルバーの雰囲気を感じる中、講師にはAPRグループバーテンダー顧問であります北海道ホテルバーテンダーの第一人者、菅 勇 様(THE NIKKA BARエクゼクティブ・バーテンダー)を御迎えして御講演いただきました。カクテルの歴史・楽しみ方・語源について大変貴重な御話をいただき参加者全員真剣なまなざしで聞き入っておられました。特にカクテルの語源については「オンドリの尻尾説」(メキシコ)・「鶏尾説」(アメリカ)・「コクチュ説」(フランス)の3節が有力といった、今迄私たちが何気なく使っている「カクテル」という名称について非常に興味を抱きました。
今回はアサヒビール社・サントリー社にそれぞれブースを設けていただき、選りすぐりのバーテンダーが素晴しい技術とパフォーマンスで参加者にカクテルのご提案をされておりました。あまり見ることが出来ない実演に感動をいたしました。
カクテルバーの雰囲気にて「ビート・オフ」様のすばらしいJAZZ演奏、煙草メーカー様から新商品試飲のご協力・バニーガールの演出もあり参加者はご満足をされていたのではないのでしょうか。
最後にAPRグループ青木定信社長より温かい御話で締めていただき私自身とても感激致しました。新しいお酒の分野「Cocktail & Liquor」というテーマの一部ではありますが勉強をさせていただいたと思います。お酒というものにますます堪能をされ、また次回の「もろみの会」のテーマに期待をしたいと思います。
レポーター 株式会社ムラオカ食品 坂口 義人
「カクテル」の由来についての私見
2月3日の皆様の会合にお呼び頂きました折、此の事は最後に申し上げる私の考えを時間の都合で省略致しました。今回皆様の貴重な紙面をお借りして申し上げようと思います。
昔、未だバーテンダーなる職業が無い時代は調理人が酒類等を管理致して居りました。欧米ではレストランには一角にバーが有ります。その調理の方がお酒が好きな場合、バックのお酒に手をつけたのが始まりで1本のボトルからだけ飲むとオーナーに見つけられので種々なビンから少量ずつ入れてかくれて飲んだ事でせう。此の事は容易に考えられることです。
是はコック(調理人)がストール(盗む)するので仲間の陰語でコックストルでは都合が悪い為、それらしい「コック・テール」(雄鶏の尻尾)とでも呼んだのだと思います。
これは飽くまで私の考えでありまして、幾多のお語の中の1つとして此の様な説もあると云ふ事だけです。
THE NIKKA BAR エクゼクティヴ・バーテンダー 菅 勇
第20回本格酒類研究会「もろみの会」講師
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